1億総相互扶助社会の実現に向けて、コミュニティナーシングの社会実装を手がける株式会社CNC（本社：島根県雲南市、代表取締役：矢田明子、以下「CNC」）の、北海道更別村スーパービレッジ構想／ベーシック・インフラサービスを担ってきたメンバーが、株式会社まめーず（本社：北海道更別村、代表取締役：今村智之、以下「まめーず」）を設立し、新たな一歩を踏み出しました。

株式会社まめーず（以下「まめーず」）は、2022年から更別村でコミュニティナーシングの実践を牽引してきたCNCメンバーの今村智之が代表取締役、西上ややが取締役に就任し、「住み慣れた場所でいつまでも安心して暮らすためのお手伝いをする」事業をスタートします。CNCはまめーずに資本参加し、株式会社CNC代表取締役の矢田明子は、まめーずの取締役に就任いたします。

「ひとりはみんなのために、みんなは1つの目標のために力を出しあえるまち」を目指す

CNCは、2022年5月から北海道更別村（更別村長：西山猛）にコミュニティナース3名を派遣。デジタル田園都市国家構想の一環で官民一体で進める「更別村SUPER VILLAGE構想」の事業パートナーとして「更別型ベーシック・インフラサービス」の提供と利用促進の役割を担ってきました。今回新会社を設立した今村・西上の二名は、「コミュニティナース」として更別村に移住し、地域に溶け込み、村民のみなさんと対話するなかで聞こえてきた、「これやりたい！」「こんなサービスがあったらいいな」という思いや願いを実現するために奮闘してきました。

CNC更別チームのこれまでの実績

デジタル田園都市国家構想「更別村SUPER VILLAGE構想」
・65歳以上高齢者約900名を対象とした関係構築を実施

村民の方との共同企画として新たに実施したもの
・オンライン桜ツアー
・更別麻雀クラブを村民の方と立ち上げ麻雀大会の運営
・パークゴルフ大会の運営
・サンデーズカフェの運営
・更別村高齢者世話付住宅でのスマホ教室の開催 等

委託業務
・「一人暮らし高齢者等訪問活動事業調査」の事業（更別村保健福祉課）
・「わくわくどきどき楽しい麻雀」の運営／配食サービス（更別村社会福祉協議会）

更別村での事業展開3年目となる2024年4月にCNCから2名が独立。新会社まめーずとして事業をスタートし、地域のみなさんの暮らしを彩る事業を通じて、「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために力を出し合えるまち」を目指します。

新会社「まめーず」について

まめーずという会社名の由来は、十勝があずき豆や大豆、金時豆の産地で有名なので、そこからとりました。また、「こまめに、まめに。」仕事をしていきたいという意気込みも込めています。

事業内容

●コミュニティナース活動

ひとは多様なつながりがあり、社会に参加してこそ、健康だといえます。そのつながりをつくるためにおせっかいをする人のことをコミュニティナースといいます。更別村では「“100歳までワクワク”して暮らすまちづくり」を掲げています。その中で、コミュニティナースは地域のみなさんの身近な存在として、やりたいことを実行するサポートや困りごとのサポートをしています。また、地域の活動に参加するときに聞こえてきた、「あの人最近見かけないんだけど…」などという声から訪問したり、場合によっては行政につなげることもしています。

●チャレンジ活動

コミュニティナースとして活動するなかで聞こえてきた声をサービス化させる活動を行います。みなさまからの声に合わせて柔軟に活動していきたいという思いを込めて、チャレンジ活動という名前にしました。

・訪問サービス

得意なことや趣味、やってみたいことを会話の中から探り、一緒に実行します。外出の機会向上に努めるサービスです。また、介護保険適応外の生活での困りごとのサポートを行います。

・運送サービス

買い物代行や、一緒に買い物に行くサービスです。そのほかにも、見守りの一環として荷物の配達をコミナスが行います。

・更別体験ツアー

日本を支えている大規模農業の体験を行うことができます。地域の方との交流や、対話を通し新しい価値観に触れたり、経験を積む場の提供を行います。

メンバーからのコメント

まめーず会社概要

企業名：株式会社まめーず

設立：2024年4月2日

代表者：今村智之

取締役：西上やや、柳楽明子

所在地：〒089-1522 北海道更別村字更別南3線95-59C101

Webサイト：https://mamemames.studio.site/

事業内容：

・地域活性化事業に関する調査、研究、企画、運営

・介護保険報酬外の生活支援サービスの提供

・貨物軽自動車運送事業

・健康の保持増進のための調査、研究、指導