3/25オンライン開催|関係性は社会インフラになれるか|3年間の社会実験から見えた変化

3年間にわたり実施してきた、アウトカムファンド*を活用した
地域実装プロジェクトの成果を共有するオンラインシェア会を開催します。
本プロジェクトでは、地域の中規模医療機関と企業・自治体が連携し、コミュニティナーシング(地域の人と人との関係性を基盤に、住民の健康と暮らしを支える実践)を地域社会の中で実装してきました。
医療機関が病院の外にも視野を広げ、地域の人々や企業、行政と協働することで、
・住民同士のつながりや支え合いが生まれる
・健康行動や生活習慣が自然に変化する
・地域全体の健康環境が良くなる
といった変化が少しずつ現れています。
本取り組みでは、こうした変化を単なる活動報告にとどめず、
・住民の行動や関係性の変化
・自治体・企業・地域主体など関係組織の変化
・それらを支える新しいファイナンスの仕組み
を、データ・実践・制度設計の視点から整理してきました。
特に、住民データを活用した行動変容の可視化
・孤立の減少や健康行動の改善といった社会的価値の貨幣換算
などを通じて、これまで「良いことだとは思うが測れない」とされてきた地域の価値を、エビデンスとして示す挑戦が進められています。
本シェア会では、これら3年間の社会実験の成果を共有するとともに、
「社会的価値をどのように可視化し、持続可能な仕組みにするか」
という問いを軸に、社会インパクトファイナンスの可能性について議論します。
自治体、企業、医療・福祉、投資、研究、地域実践。
それぞれの立場から、この問いに関わる皆さまとご一緒できれば幸いです。
* アウトカムファンドとは
インパクトの向上と拡大に向けた取り組みでは、何を実施したかではなく、環境・社会にどのような変化(アウトカム)をもたらしたのかという視点が重要です。
アウトカムファンドは、そのアウトカムに連動して資金提供を行うモデルです。
参考)アウトカムファンド for IMM ▶︎ https://jfra.jp/impact/
【開催概要】
日時:2026年3月25日(水)19:00-20:30
形式:オンライン(Zoom)
参加費:無料
対象:自治体関係者/インパクト投資・ファンド関係者/医療・福祉関係者/企業のサステナビリティ担当/研究者/地域実践者
申込み:イベントページからご登録ください。▶︎ https://impact-cnc.peatix.com/
【プログラム】
・アウトカムファンド実践の背景
・3年間の地域実装で見えてきたまちの方々の変化
・自治体・企業・地域組織など関係主体の変化
・社会価値の可視化とファイナンスの視点
・社会価値を持続可能な仕組みにするためのディスカッション
【スピーカー】
● 鎌倉 幸子(かまくら さちこ)氏
アウトカムファンド for IMM プログラム・オフィサー
かまくらさちこ株式会社 代表取締役
● 加藤 大輔(かとう だいすけ)氏
アステラス製薬株式会社 サステナビリティ部
● 神成 文裕(かんなり ふみひろ)氏
医療法人社団鴻愛会 理事長
● 北垣 祐一(きたがき ゆういち)
株式会社CNC 執行役員 アウトカムファンドモデル遂行責任者
【モデレーター】
● 山元 圭太(やまもと けいた)
株式会社CNC プロジェクトマネージャー / NPO法人日本ファンドレイジング協会副代表理事
【このシェア会で扱うテーマ】
・社会価値はどこまで可視化できるのか
・地域の変化をどのようにエビデンス化するか
・非財務価値をどう資金循環につなげるか
・医療・福祉・企業・投資を横断した新しい社会システムの可能性
【こんな方におすすめです】
・地域実践の価値を、データや制度の言葉でも捉えたい方
・住民の行動変容や関係性の変化を、事業や政策に接続したい方
・社会インパクトファイナンスやアウトカムファンドに関心のある方
・自治体、企業、医療・福祉、研究の接点で実践を考えている方
このシェア会は、3年間の実践成果を共有するだけでなく、
「関係性は社会インフラになれるか」
という問いを、参加者のみなさんとともに考える場です。
地域で起きている変化を、どう可視化し、どう仕組みに変えていくのか。
その可能性を、実践とデータ、そしてファイナンスの視点からひらいていきます。